先月、飲食チェーンを運営するクライアントのSNS担当者から「バナー素材を毎回デザイナーに依頼すると1枚5,000円かかるのですが、AIで作れませんか」と相談を受けました。結論から言えば、作れます。ただし、「どのAIで」作るかで仕上がりも手間も大きく変わります。

業務ではMidjourney、ChatGPTの画像生成(DALL-E。現在はChatGPTのGPT Imageに統合)、Stable Diffusionの3つを使い分けています。あるプロジェクトでは月に200枚以上の画像をAIで生成していますが、1つのツールで全部まかなえたことは一度もありません。バナーのラフ案出しはChatGPT、クオリティ重視のキービジュアルはMidjourney、量産やカスタマイズが必要な案件はStable Diffusion。この使い分けに落ち着くまでに1年以上かかりました。

ここに2026年からGoogleのGemini(Nano Banana)が加わり、選択肢は4つになりました。この記事では主要4ツールの実力と料金を比較しながら、「あなたの用途ならこれ」を明確にしていきます。なお、AIで素材を作れたとしてもクリック率が上がるとは限りません。文字数や配色といった構成側の判断基準はバナーデザインのコツにまとめています。

まず結論。用途別の選び方

細かい機能比較に入る前に、ざっくりとした選び方を先に出します。

用途第一候補理由
SNS投稿画像をサクッと作りたいChatGPT(GPT Image)テキストで指示→即生成。追加料金なし
日本語の文字が入ったバナー・サムネイルGemini(Nano Banana)画像内のテキスト描画が複数言語に対応
LPやサービスのキービジュアルMidjourney美的クオリティが頭ひとつ抜けている
ECの商品画像を大量生成Stable DiffusionAPI連携で自動化できる。1枚あたりのコストが最安
プレゼン資料のイメージ図ChatGPT(GPT Image)会話しながら修正指示が出せる
ブランドの世界観を統一した素材Midjourneyスタイルリファレンス機能が強力
自社サービスに画像生成を組み込みたいStable Diffusionローカル実行可。ライセンスも柔軟

予算と時間に余裕があるなら全部試すのがおすすめです。ただ1つだけ選ぶなら、多くの人にとってはChatGPTの画像生成(GPT Image)が最初の一歩として向いています。追加料金なしで使えて、日本語で指示できて、テキスト会話の延長で画像が出てくる。この手軽さは他にありません。文字入りの素材を作る機会が多いなら、Gemini(Nano Banana)を最初に触ってみるほうが早く成果が出ます。

Midjourney。美しさで選ぶなら現状これ

なぜMidjourneyが別格なのか

画像生成AIの比較記事では3ツールを均等に扱うものが多いですが、ビジュアルのクオリティだけで言えば、Midjourneyは頭ひとつ抜けています。

2025年4月にリリースされたV7は、アーキテクチャを全面刷新。生成失敗率が30〜40%減少し、テクスチャの質感、人物の手や身体の整合性が大幅に向上しました(出典:VentureBeat)。V7で生成した画像を初めて見たときは、ストックフォトとして販売できる水準だと感じました。

クライアント案件での話をすると、あるフリーランスコミュニティのLP制作で、ヒーローイメージをMidjourneyで3パターン作成し、そのままデザイナーに渡してレイアウトに組み込んだことがあります。ストックフォトの購入費(1枚2,000〜5,000円)がゼロになった上に、「ブランドの世界観にぴったりの素材」が手に入りました。ストックフォトだと「なんとなく合っている画像」で妥協しがちですが、AIなら細かいトーンまで指定できます。

V7の注目機能

ドラフトモードは実務で特に重宝しています。通常の10倍速・半額のコストで画像が生成されるので、まずドラフトモードで方向性を20案ほど一気に出して、良さそうなものだけ本番モードで高解像度化する。この「雑に大量に出す→絞る」ワークフローが確立してから、素材案出しの時間が3分の1になりました。

スタイルリファレンス(--sref)も強力です。既存の画像やURLを指定すると、そのスタイルに寄せた生成ができます。ブランドガイドラインがあるクライアントの案件で、「この雰囲気で別の構図を」という指示がプロンプト1行で実現できます。

2026年1月にはアニメ・イラスト特化のNiji 7もリリースされ、東方系・イラスト系のスタイルにも対応範囲が広がっています。

弱点は明確

テキストの描画精度は低いです。ポスター風の画像に文字を入れたい場合、Midjourneyだけでは完結しません。文字部分は別ツール(CanvaやFigma)で後から載せる前提になります。

もう1つ、無料プランが存在しません。最低でも月$10のBasicプランが必要です。

Midjourney料金(2026年3月時点)

プラン月額年額(月換算)Fast GPU時間Relaxモード
Basic$10$83.3時間(約200枚)なし
Standard$30$2415時間無制限
Pro$60$4830時間無制限
Mega$120$9660時間無制限

出典:Midjourney公式 - Comparing Plans

Standardプラン($30/月)がコスパの最適解です。Relaxモード(生成速度が遅くなる代わりに無制限)が使えるので、急ぎでなければ枚数制限を気にしなくてよくなります。このプランで月300枚以上の生成も可能です。

年商100万ドル超の企業が商用利用する場合、ProまたはMegaプランが必要になる点は注意してください。

ChatGPT(GPT Image)。手軽さの王者

ChatGPTの画像生成がここまで進化した

Midjourneyの話を長めに書きましたが、実務での使用頻度はChatGPTのほうが高いです。理由は単純で、テキスト会話の流れでそのまま画像が作れるからです。

「この企画書の挿絵を作って」「もうちょっと明るいトーンにして」「背景を白にして」。こうした会話ベースの修正指示がそのまま通ります。Midjourneyだとプロンプトを書き直す必要がありますが、ChatGPTなら日本語の自然な会話で微調整できます。

2025年後半のアップデートで品質が大きく上がり、テキストの書き込み精度も向上しました。SNSの投稿画像やプレゼン資料のイメージカットなら、これで十分なケースがほとんどです。

実務での使い方

一番多いのはバナー素材のラフ案出しです。クライアントとのミーティング中に「こんな雰囲気のバナーを考えています」と、その場でChatGPTに画像を生成させて見せる。10秒で出てくるので、議論のたたき台としてよく機能します。完成品はデザイナーが仕上げますが、「方向性の認識合わせ」のスピードが段違いになりました。

あるクライアントのInstagram運用では、月20本の投稿画像のうち6〜7本をChatGPTで生成しています。イラスト調のインフォグラフィックや、テキスト入りのカード型画像。Canvaで作るよりも早いですし、毎回違うテイストが出せます。

料金体系

ChatGPT Plusの$20/月に含まれているのが最大のメリットです。1日約50枚まで生成可能。テキストAIと画像生成が同じサブスクに入っているので、画像生成のためだけに追加料金を払う必要がありません。

API経由で使う場合の料金(出典:OpenAI Pricing):

モデル1枚あたり(目安・2026年6月時点)
GPT Image(Mini・低画質)約$0.005〜
GPT Image(標準画質)約$0.01〜0.04
GPT Image(高画質)最大$0.25

個人利用ならChatGPT Plus($20/月)、開発で組み込むならGPT ImageのMini(低画質)が安く済みます。

弱点

Midjourneyと比べると、美的センスに差があります。特にアート系・ファンタジー系のビジュアルは、ChatGPTだと「AIっぽい綺麗さ」にとどまることが多い。「良い画像」は作れますが、「息を呑むような画像」はMidjourneyのほうが得意です。

もう1つ、生成した画像のバリエーション展開(同じ構図で色違い10パターンなど)はやりづらいです。パラメータで細かく制御する仕組みがないので、毎回プロンプトで指示する必要があります。

Stable Diffusion。自由度とコストで群を抜く

他の2つとは根本的に違う

Midjourneyは月額制のSaaSサービス、ChatGPTもSaaSサービスです。でもStable Diffusionはオープンソースのモデルです。ここが根本的に違います。

自分のPCにインストールして完全無料で使える。クラウドに画像データを送る必要もない。生成枚数の制限もない。月$10も$30も払わなくてよいわけです。

ただし、そのぶんハードルは高いです。PCのスペック要件もありますし、環境構築も必要ですし、プロンプトの書き方もMidjourneyやChatGPTとは感覚が違う。「手軽に使いたい」人向けのツールではありません。

2026年時点の最新バージョン

現在の最新はStable Diffusion 3.5です。8.1Bパラメータの「Large」、高速化版の「Large Turbo」、消費者向けGPUで動く2.5Bパラメータの「Medium」の3バリアントがあります(出典:Stability AI公式)。

SD 3.5 MediumはVRAM 9.9GBで動作するため、RTX 3060やRTX 4060搭載のPCなら快適に使えます。M2 MacBook Pro(32GB)でSD 3.5 MediumをComfyUIから動かした場合、1枚15〜30秒ほど。実用範囲です。

どういう案件で使うのか

Stable Diffusionが真価を発揮するのは、大量生成とカスタマイズが求められる場面です。

あるECサイト運営のクライアント案件で、商品画像の背景差し替えを月500枚ペースで行う必要がありました。Midjourneyだと月$120のMegaプランでも足りない。ChatGPTだと1日50枚の制限に引っかかる。Stable DiffusionをAPI経由で自動化したところ、1枚あたり$0.003以下のコストで安定稼働しています。

もう1つの強みが、LoRA(Low-Rank Adaptation)によるファインチューニングです。特定のブランドのビジュアルスタイルを学習させたカスタムモデルを作れます。「この企業のトーン&マナーに完全に合った画像」を量産できるのは、Stable Diffusionだけの特権です。

料金体系(APIの場合)

自分でホスティングする場合は電気代とGPU代だけ。クラウドAPIを使う場合の料金(出典:Stability AI Developer Platform):

モデル1枚あたり
Stable Image Ultra(SD 3.5 Large)$0.08
Stable Image Core$0.03
SD 3.5約$0.035
SDXL$0.002〜$0.006

ローカル実行なら$0。大量生成のコスト差は歴然です。

ライセンス

Stability AI Community Licenseに基づき、年商100万ドル未満の組織は商用利用無料。非商用・研究用途も無料。年商100万ドル以上のエンタープライズ向けは別途契約が必要です。

弱点

導入の難しさは否めません。ComfyUIやWebUI Forgeなどのフロントエンドツールの導入、モデルのダウンロード、ワークフローの構築。初めて触る人が「まず1枚生成する」までに30分〜1時間かかります。MidjourneyやChatGPTなら3分で最初の1枚が出るのとは対照的です。

もう1つ、デフォルト状態での出力品質はMidjourneyに及びません。きれいな画像を出すには、プロンプトの工夫、ネガティブプロンプトの設定、サンプラーの選択など、チューニングの知識が必要です。

Google Gemini(Nano Banana)。日本語のテキスト描画で抜けた存在

3ツールの使い分けで1年以上回してきましたが、2026年に入って構成が変わりました。GoogleのGemini上で使えるNano Bananaが加わったためです。

Nano Banana ProはGemini 3 Proをベースにした画像生成モデルで、2K・4K解像度での出力に対応しています。ただ、実務で効いているのは解像度ではありません。画像内へのテキスト描画です。

日本語の文字が崩れない

画像生成AIの弱点として長く残っていたのが、画像内の文字でした。Midjourneyは日本語どころか英語のテキストも崩れます。GPT Imageは精度が上がってきていますが、日本語の長い文字列では崩れることがあります。

Nano Banana Proは複数言語でのテキスト描画に対応しており、Googleはモックアップやポスター内の文字表現、コンテンツのローカライズや翻訳といった用途を公式に挙げています。日本語を含むバナーやサムネイルを作る場面では、この差がそのまま作業時間に跳ね返ります。

文字が崩れるツールでバナーを作る場合、画像生成AIで背景だけ作り、文字はCanvaやPhotoshopで別途載せるという二度手間が発生します。冒頭で紹介した「バナー素材を1枚5,000円でデザイナーに依頼していた」クライアントの案件でも、この工程がネックになっていました。文字入りのバナーを1回で出せるかどうかは、運用が続くかどうかを左右します。

料金(2026年8月時点)

プラン月額
無料0円
Google AI Plus725円
Google AI Pro2,900円
Google AI Ultra14,500円(5倍利用)/32,000円(20倍利用)

無料プランでも画像生成自体は試せます。業務で継続的に使うならGoogle AI Pro(月2,900円)が中心的な選択肢で、ChatGPT Plus($20/月)とおおむね同水準の価格帯です。

弱点

絵としての美しさという一点では、Midjourneyがまだ強い印象です。世界観を作り込んだキービジュアルを求める場面では、Midjourneyの表現力に軍配が上がることがあります。

もう1つ、Googleのサブスク体系は改定が続いています。上の金額は2026年8月時点で公式ページに表示されていたものですので、契約前に最新の内容をご確認ください。

4ツール横断比較。数値でまとめる

項目MidjourneyChatGPT(GPT Image)Gemini(Nano Banana)Stable Diffusion
月額最安$10$0(無料版あり)/ $20(Plus)0円(無料版あり)/ 2,900円(AI Pro)$0(ローカル実行)
1枚あたりコスト約$0.05(Basic)Plus内包 / API $0.04〜サブスクに内包ローカル$0 / API $0.003〜
日本語プロンプト対応(精度はやや落ちる)自然に対応自然に対応英語推奨
テキスト描画苦手精度向上中複数言語に対応モデル依存
商用利用全有料プラン可全プラン可可(利用規約の確認を推奨)ライセンス条件あり
API提供なし(2026年3月時点)ありありあり
ローカル実行不可不可不可可能
学習曲線中(プロンプト+パラメータ)低(会話するだけ)低(会話するだけ)高(環境構築+チューニング)

注目してほしいのはAPI提供の有無です。2026年3月時点でMidjourneyは公式APIを提供していません。自社サービスに組み込んだり、バッチ処理で自動化したりすることができないということです。Webアプリかdiscord経由でしか使えないという制約は、ビジネス利用では意外と大きなボトルネックになります。

実務シーン別の使い分け

ここから先は完全に主観です。クライアント案件での使い分けパターンを紹介します。

シーン1:LP制作のキービジュアル → Midjourney

LPのファーストビューに使う画像は、クオリティが全てです。ここでChatGPTの画像を使うとクライアントの反応が明らかに変わります。「AIで作ったっぽさ」を感じさせないレベルの画像が求められる場面では、Midjourneyを使います。

ワークフローは、ドラフトモードで20案 → 3案に絞る → 本番モードで高解像度化 → Figmaでテキスト配置・調整。所要時間は約30分です。以前はストックフォトを1〜2時間探し回っていたことを考えると、大幅な時間短縮です。

シーン2:クライアントとの認識合わせ → ChatGPT

「こういう方向性でいきましょう」をビジュアルで共有したいとき。ミーティング中にリアルタイムで生成して見せると、言葉だけのやり取りで30分かかる議論が5分で終わります。

「もうちょっと温かみのある色合いにして」と言えば、ChatGPTがそのまま修正してくれる。この体験は、非デザイナーのクライアント担当者にとって新鮮なようで、「AIってこういう使い方をするんですね」と驚かれることが多いです。

シーン3:SNS投稿の量産 → ChatGPT or Stable Diffusion

月20本のInstagram投稿を運用しているクライアントでは、コンセプト系のイラスト投稿をChatGPTで、商品画像の加工をStable Diffusion APIで回しています。ChatGPTは「1枚1枚を丁寧に」、Stable Diffusionは「テンプレート化して量産」。用途が違います。

なお、同じSNSでもオーガニック投稿と広告出稿では前提が変わります。広告面は媒体ごとにアスペクト比やファイル容量の入稿規定があり、生成した画像をそのまま入稿すると上下が切れて配信されることがあります。媒体別の推奨サイズはSNS広告バナーのサイズ一覧にまとめています。

シーン4:開発プロジェクトへの組み込み → Stable Diffusion

クライアントのWebサービスに画像生成機能を組み込む案件では、選択肢は実質Stable Diffusion一択です。ローカル実行できる、APIも安い、ファインチューニングでカスタマイズもできる。MidjourneyにはAPIがなく、ChatGPTのAPIは1枚あたりのコストが高いためです。

ECの商品画像に使うなら。用途がまったく別物

「商品画像生成AI 比較」で調べている方向けに、商品画像の場合の考え方を分けて書いておきます。バナーやキービジュアルとは選び方が根本的に違うためです。

商品画像で最初に押さえておきたいのは、商品そのものをゼロから生成してはいけないという点です。画像生成AIは「それらしい画像」を作るツールなので、実在する商品の形状・色・ロゴを正確には再現できません。実物と異なる商品画像を掲載すると、優良誤認と受け取られるリスクもあります。実務でAIを使うのは、商品写真はそのまま活かして周辺を加工する用途です。

  • 背景の差し替え:白抜きの物撮り写真から、シーズン向けの背景・生活シーンの背景に置き換える
  • ライフスタイルカットの合成:モデルや部屋の雰囲気だけAIで生成し、商品写真を合成する
  • バリエーション展開:同じ構図で背景色・小物違いのパターンを量産する

この用途で3ツールを比べると、量産が必要ならStable Diffusion、単発ならChatGPTという分かれ方になります。前述のECクライアントの例のように、月500枚ペースの背景差し替えはStable DiffusionのAPI自動化が現実的な選択肢です。inpainting(画像の一部だけ再生成する機能)で商品部分を保護したまま背景だけ描き換えられるので、商品の見た目を崩さずに処理できます。一方、月に数枚〜数十枚の規模なら、ChatGPTに写真を渡して「背景を白からナチュラルなキッチンに変えて」と指示するほうが早く、環境構築も不要です。

Midjourneyは商品画像には不向きです。既存写真の一部保持よりも「一から美しく作る」ことに強いツールなので、イメージカットや世界観づくりには向きますが、実商品の正確な再現が求められるEC用途とは相性が良くありません。

なお、生成した画像を商用で使う際の権利関係はAI画像の著作権はどうなる?で詳しく整理しています。ECでの利用前に一読をおすすめします。

初心者は何から始めるべきか

「3つも使い分けるのは無理」という人への具体的なアドバイスです。

Step 1:ChatGPT Plusに加入する($20/月)。テキストAIと画像生成がセットで使えます。追加課金なしでGPT Imageによる画像生成が可能。まずはここで「AIで画像を作る」体験を積んでみてください。

Step 2:Midjourneyを試す($10/月〜)。ChatGPTの画像に物足りなさを感じたら、MidjourneyのBasicプランを追加。クオリティの差を実感できるはずです。特にアート系・ブランディング系の用途で大きな差が出ます。

Step 3:Stable Diffusionは必要になってから。大量生成、カスタムモデル、開発案件。この3つのどれかに該当したら手を出す。そうでなければ、環境構築の手間に対してリターンが見合わない可能性が高いです。

この順番で始めると、無駄な課金もなく、段階的にスキルが積み上がっていきます。

よくある質問

Q. 著作権はどうなりますか?

2026年3月時点で、日本の法律ではAI生成画像の著作権に関する明確な判例が確立していません。ただし、各ツールの利用規約上、商用利用は認められています(Midjourneyは有料プラン、Stable Diffusionはライセンス条件下)。クライアント納品物に使う場合、念のため「AI生成素材を使用している旨」をクライアントに伝えることを弊社では標準運用にしています。文化庁の考え方を含めた詳しい整理はAI画像の著作権はどうなる?を参照してください。

Q. 日本語のプロンプトで使えますか?

ChatGPTは完全に日本語対応。Midjourneyも日本語で通じますが、英語のほうが精度は高くなります。Stable Diffusionは基本的に英語プロンプトが推奨です。日本語しか使いたくないならChatGPTが向いています。

Q. スマホからも使えますか?

ChatGPTはアプリあり。Midjourneyは2026年現在、Webアプリがスマホ対応しています。Stable Diffusionのローカル実行はPC必須(クラウドサービス経由ならスマホからも可)です。

画像生成AIを仕事の武器にするために

画像生成AIのツール選びで一番もったいないのは、「なんとなくChatGPTだけ使って、微妙な画像しか出せなくて、結局使わなくなる」パターンです。ChatGPTの画像生成は手軽で便利ですが、用途によってはMidjourneyやStable Diffusionのほうが圧倒的に適している場面があります。

逆に、Midjourneyの美しい画像にひかれて月$120のMegaプランを契約したものの、実はChatGPT Plusの$20で事足りる用途だった、ということもあり得ます。

大事なのは、自分の「いま必要な用途」に合ったツールを選ぶこと。この記事がその判断の助けになれば幸いです。画像生成以外のAIツールもあわせて検討したい方は、おすすめ生成AIツール20選無料で使えるAIツール15選も参考にしてください。


画像生成AIを含むAIの活用スキルを体系的に学びたい方は、弊社が運営に関わるフリーランス向けAI活用コミュニティRIALA(リアラ)をチェックしてみてください。ツールの使い方だけでなく、実案件での活用ノウハウを共有するコミュニティです。

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参考文献

※料金・プラン構成は記載の時点で各公式ページを確認したものです。改定される場合があるため、契約前に公式ページで最新の内容をご確認ください。

  1. Google「Nano Banana Pro」発表ページ(解像度・多言語テキスト描画について) https://blog.google/technology/ai/nano-banana-pro/
  2. Gemini サブスクリプション料金ページ(2026年8月時点) https://gemini.google/subscriptions/
  3. Gemini 画像生成の紹介ページ https://gemini.google/overview/image-generation/
  4. Midjourney 公式サイト https://www.midjourney.com/
  5. OpenAI API 料金ページ https://openai.com/api/pricing/
  6. Stability AI 公式サイト https://stability.ai/